PartGrid.ai

産業機械・設備

複雑な産業機械でも、必要な部品を見つけやすく。

1台の機械に複数のアセンブリ、数百の参照番号、長年の部品交換履歴が含まれると、補修部品カタログは急速に複雑になります。PartGridは分解図と構造化された部品データをつなぎ、顧客、販売店、サービス担当者が機械やアセンブリから必要な部品へたどり着けるインタラクティブカタログを構築します。

運用環境

部品情報は、機械のライフサイクル全体で使い続けられる必要があります。

産業機械や設備では、部品カタログは単なる商品一覧ではありません。ユーザーは機械シリーズ、型式、アセンブリから入り、分解図や部品図を見て対象部品の位置を確認してから部品を特定します。機械が長く使われるほど、マニュアルは増え、部品番号が変わり、アセンブリが改訂され、市場や販売店ごとに必要なカタログ範囲も変わります。PartGridは既存の技術資料と部品データを視覚的なカタログとして接続し、ERP、PIM、EC、在庫、出荷などを管理する既存システムはそのまま利用できます。

長い機械ライフサイクル

古い図面を活用しながら、現在の部品関係や後継部品情報を更新できます。

アセンブリから探す

部品番号を知っていることを前提にせず、機械、カテゴリ、アセンブリ、図面から部品を探せます。

複数の利用者

顧客、販売店、社内サービス向けに、同じ管理された部品情報を活用できます。

繰り返される課題

機械部品の検索が、規模とともに難しくなる理由。

01

静的マニュアルでは図面と部品データが分かれている

1つの部品を特定するために、図面、表、別システムを行き来する必要があります。

02

ユーザーは名称より部品の位置を知っていることが多い

技術者は故障した部品を見た目で認識できても、現在の名称や部品番号を知らない場合があります。

03

古い機械では旧品番と後継部品の関係が複雑になる

古いマニュアルに旧品番が残り、現在の推奨部品との関係が分かりにくくなります。

04

大規模カタログは手作業での維持が難しい

機械シリーズ、アセンブリ、図面、部品が増えるほど、同じような更新作業が繰り返されます。

05

市場ごとに言語、通貨、カタログ範囲が異なる

同じ機械でも、市場ごとに必要な言語、通貨、公開範囲が異なる場合があります。

06

部品を特定できないとサポートへの問い合わせになる

部品を特定できないと、「どの部品が必要か」という問い合わせがサポートへ集中します。

ワークフロー

技術資料からインタラクティブな機械部品カタログへ。

  1. 01

    元資料を取り込む

    分解図、技術図面、PDFマニュアル、構造化された部品データから始めます。

  2. 02

    図面参照を検出して接続する

    AI支援の番号検出とマッチングで、図面上の参照番号と部品を効率的に結び付けます。

  3. 03

    公開前に確認する

    顧客や販売店へ公開する前に、対応関係を確認・修正します。

  4. 04

    機械とアセンブリで整理する

    カテゴリ、コレクション、図面を使って、機械やアセンブリ単位で探しやすく整理します。

  5. 05

    用途に合った体験を提供する

    顧客サイト、販売店向け環境、ECサイトなどの対応した埋め込み先へカタログを提供します。

  6. 06

    部品特定を次のアクションへつなぐ

    設定に応じて、選択した部品を見積もり、カート、その他の後続ワークフローへ渡します。

関連機能

機械部品カタログの課題に必要な機能を組み合わせる。

利用シーン

産業機械の部品カタログでよくある場面。

Scenario 1

顧客は機械を知っているが、部品番号を知らない。

顧客は機械と部品の位置は分かっていますが、現在の部品名や番号を知りません。

該当する型式とアセンブリへ進み、分解図で部品の位置を確認し、紐付いた部品情報を参照できます。

Scenario 2

技術者が古いマニュアルを使っている。

古い分解図は正しい位置情報を持っていますが、元の部品番号は現在の推奨サービス部品ではない場合があります。

元の参照番号を部品特定に活かしながら、設定された置換関係で現在の推奨部品へ案内できます。

Scenario 3

同じ機械を複数の国や市場で販売している。

基礎となる機械と図面の関係は同じでも、言語、通貨、カタログ範囲が市場によって異なります。

機械と図面の共通構造を中央で管理しながら、必要に応じて市場ごとに表示内容を変えられます。

Scenario 4

販売店に部品特定の問い合わせが繰り返し届く。

顧客や技術者がスクリーンショット、マニュアルのページ、曖昧な説明を販売店へ送ってきます。

検索可能な視覚カタログを使えば、PDFや中央サポートだけに頼らずに部品を特定できる経路を増やせます。

部品検索の流れをさらに詳しく

顧客自身が部品を探す導線についてはセルフサービス部品検索を、国や販売地域ごとの提供については複数地域向け部品カタログをご覧ください。

導入方法

まず1つの機械シリーズから始めます。

実用的な分解図と、ある程度整理された部品データがある製品シリーズを選びます。機械とアセンブリの構造を確認し、図面を処理し、部品との対応をレビューして、現在もっとも部品検索に手間がかかっているユーザーで実際の検索導線をテストします。構造が機能することを確認してから、他の機械、市場、チャネルへ広げます。

1

代表的な機械シリーズを選ぶ

実用的な図面、構造化された部品データ、繰り返し発生する検索課題がある機械を選びます。

2

図面と部品データを接続する

元資料を処理し、図面参照と部品を結び、結果を確認します。

3

実際の検索タスクで検証する

顧客、販売店、技術者が想定した情報から実際に部品を特定できるか確認します。

4

製品シリーズ・チャネル・市場へ広げる

検証済みの構造を、他の機械、市場、販売チャネルへ展開します。

AI支援による検出とマッチング結果は、顧客向けに公開する前に確認します。

導入判断

インタラクティブ部品カタログが適しているケース。

分解図やアセンブリの視覚情報が正しい部品の特定に大きく役立ち、現在の部品データや後続ワークフローとカタログを接続したい場合にPartGridは特に適しています。

特に適しているケース

  • 分解図が部品特定に重要。
  • テキスト検索だけでは機械が複雑すぎる。
  • 既存マニュアルや図面に再利用できる情報がある。
  • 機械が長期間使用される。
  • 顧客、販売店、技術者が継続的に視覚的な部品検索を必要としている。

事前に確認したいこと

  • 元となる図面が利用可能で、処理に適した状態である必要があります。
  • AI支援の検出とマッチングには人による確認が必要です。
  • 後継・代替部品の案内には、その関係情報が提供または設定されている必要があります。
  • PartGridはERP、PIM、EC、在庫、出荷システムを自動的に置き換えるものではなく、それらを補完します。

よくある質問

産業機械の部品カタログに関するよくある質問。

既存の分解図を再利用できますか?+

はい。既存の分解図や技術図面は、参照番号と部品の関係を処理・確認したうえで、インタラクティブ部品図の元資料として利用できます。

PDF部品マニュアルも利用できますか?+

はい。PDFカタログや部品マニュアルのページを、構造化されたカタログ情報やインタラクティブ図面のワークフローへ利用できます。公開前に元資料と結果を確認してください。

AIがすべての図面参照を自動で正しく紐付けますか?+

いいえ。PartGridはAI支援の番号・参照検出とマッチングで初期処理を効率化しますが、顧客向けに公開する前に結果を確認・修正する必要があります。

古い部品番号や後継部品はどう扱いますか?+

後継・代替部品の関係が設定されている場合、旧参照番号から現在の推奨部品へ案内できます。

販売店や市場ごとに別のカタログを提供できますか?+

設定された構造とローカライズ済みコンテンツに応じて、コレクション、言語、通貨、公開範囲などを市場やチャネルごとに調整できます。

ERP、PIM、ECもPartGridへ移行する必要がありますか?+

いいえ。PartGridは視覚的な部品カタログと検索のレイヤーとして機能し、選択した部品を設定済みのワークフローへ渡せます。ERP、PIM、価格、チェックアウト、在庫、出荷は既存システムで管理できます。

既存の機械図面を、実際に使える部品検索へ。

既存の分解図と部品一覧から始めて、PartGridが機械部品カタログの運用にどう適合するか確認できます。